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感染経路の種類

感染経路は大きく、①空気感染(飛沫核感染、塵埃感染)、②飛沫感染、③接触感染、④その他(母子感染など)に分けられます。

多くの病原体は、複数の経路を介して感染を起こします。院内感染や集団感染の予防拡大防止などのためには、病原体・感染源を特定し、感染経路を遮断することが重要です。

 

 

感染経路について

空気感染(飛沫核感染、塵埃感染)

・病原体を含む、飛沫核または塵埃を吸い込むことにより、感染を起こす経路。

飛沫感染

・病原体を含む飛沫を吸引するか、鼻や眼などの粘膜組織に付着し、感染を起こす経路。

 

飛沫核と飛沫の違い

  粒子の大きさと特徴 人体内での付着部位
飛沫核

直径4μm以下の小さい粒子

小さく軽いため、空気中で気流に乗り、長時間浮遊する

空気中での落下速度は0.06~1.5cm/秒程度

気管支・肺胞
飛沫

直径5μm以上の大きい粒子

大きく重いので空気中に長く浮遊しない(飛距離 1m程度)

空気中での落下速度は30~80cm/秒

鼻・咽頭粘膜、結膜など

 

 

接触感染・感染者と直接接触、または汚染されたドアノブや医療器具などを介して、間接的に未感染者が接触することにより感染を起こす経路。

・接触感染には経口感染、粘膜感染、性行為感染などが含まれます。医療施設では、手指の衛生が不十分な医療従事者の手や消毒が不十分な医療器具などが最も多い感染媒介物です。

その他感染経路(母子感染・経皮感染)

防ぐためには

食品取扱いや調理器具などから二次感染を防止。

子供やお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱。

※二枚貝などノロウイルス汚染のおそれのある食品は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が必要。 (大量調理施設衛生管理マニュアル改正H25.10.22)

ノロウイルスに感染した人の糞便や嘔吐物には大量のウイルスが排出されるため、食品取扱者が感染すると、大規模な食中毒となる可能性があります。

 

しっかりと手を洗う 基本の手洗い

人から人への感染となるのは手指です。

 特に排泄時に手が汚れやすく、感染源となり、手洗いが不十分だとそこから伝わってしまいます。

調理や食事の前には石鹸(泡タイプおすすめ)で十分に手を洗いましょう!(2度洗い・30秒)

タオルは共用せず、ペーパータオルを使う。

迅速・確実な処理で汚染拡大を防ぐ

糞便や嘔吐物を処理する際には、使い捨て手袋、マスク、エプロン(使い捨て)を着用し、処理後は十分に手を洗いましょう。

ウイルスを失活(殺菌)する

カキなどの二枚貝を調理する際は、中心部が85~90℃で90秒間以上加熱。

調理器具などの消毒

しっかり手洗い⇒消毒 

※嘔吐物、下痢などの症状がある調理従事者は食品に触れる作業はしない。

 

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